私が22歳の頃、人生に(かなり)大きな影響を与えた出会いの一瞬を振り返りたいと思います。
その時の相手は、元夫の「悠真(ゆうま)」です。
ゆうちゃんと呼んでいました。
当時彼氏もいなく、高校時代の友人の彼氏関連の合コンに参加して、悠真とは居酒屋で出会いました。
初対面で彼の笑顔や気配りでいい人だなと思っていました。
出会ってから数日後携帯電話にゆうまから電話をもらいました。
「2人でごはん食べににいかない?」
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離婚の時、私は正直に言ってゆうまをとても憎んでいました。
彼の私や子供たちを軽んじる言動や選択に怒りや悲しみが入り混じり、まさに胸がえぐられるような気持ちでいっぱいでした。
今でも、あの頃の感情を思い出すと、心がざわつくことがあります。
でも、やっぱり時間が経った今、出会った時のことは、青春の1ページのように思い出されます。ゆうまとの過去が私の中で大きな一部となり、過去の発言や出来事もある種の青春の思い出となっているのです。
ゆうまが不倫相手を大切にして、不倫相手を選んだ時のように、私はあの時ゆうまに大切にされていた。
さらにゆうまは血のつながった子供を捨てた。
人の心は残酷だなと、思います。